【三研工業㈱】オーダーメイドの追及

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一見すると、何の変哲のないようなケースに見える方が多いでしょう。
ホームセンターや雑貨屋さんにおいてありそうですね。
ところがこのケース、とある方の要望を取り込んだ完全オーダーメイドのアルミケースなのです。

そのとある方の要望は、、、

・市販のケースは少し重いから、できる限り軽く作ってほしい。
・車で搬送するときに重ねたりするので耐久性も必要
・運んでいる間にずれない様に、中に入れる物がぴったりはまるような内装にしてほしい
・市販の内装のクッションの臭いが嫌いなので、無臭のもので
・無味乾燥な工業品デザインでは愛着がわかないので、なんとかならないか

とまあ、いろいろあったようです。あたりまえですが、ホームセンターや雑貨屋さんに置いてあるものでは、こういった要望はたったのひとつも取り込めません。店員さんにその要求を伝えてみても「うちは、これしか置いてないので」という冷たい答えが返ってくるでしょう。

こういったケース、実は中に入れるものは様々で、以外に「こうしてほしい」「ああしてほしい」という要望がたくさんある世界なのです。特にBtoBビジネスの世界では、医療品、競技用自転車、楽器、映像機械、精密機械、最近ではドローンなど、様々なケースによる運搬、保管ニーズが存在します。

そういった利用者の要望をなんでも聞いて形にしてしまうのが、神奈川県の伊勢原市に工場をかまえる

三研工業

です。

この会社の特徴を一言で表せば、

「ケースのオーダーメイドならどんとこい」

でしょうか。ホームページには、大きさ3mは超えようかというケースもありますし、女性がひょいと持ち上げられるような超軽量ケースが紹介されています。その他にも、工場の中には、ありとあらゆる形のケースが日々作られています。

社長の村上氏にお話を伺ったところ、

「当社の強みはオーダーメイドにあり、その内容は多岐に渡ります」

とのことでした。

<オーダーできる内容>
・大きさ     3m位までなら制作可能
・素材      主要のアルミ素材から、ポリカ、ハニカムなど、様々な素材から選択可能
・内装の形状   入れるものにあわせ、出し入れしやすい、固定されやすい、動かないなど

これまでは、上記をオーダーメイドの3本柱としていたようです。この3本柱を武器に、お客様のあらゆるニーズに応えることができるため、リピート企業が多く、また新規の相談も絶えないそうです。社長だけでなく、現場の方々のチャレンジ意欲と創意工夫の積み重ねがあってこその強みだと言えるでしょう。

ところが、

社長と現場の方々のものづくり魂はとどまることを知りません。

お客様の”デザイン”の要望があることにお気づきになった村上社長が次にチャレンジしたのは、

・見た目

のオーダーメイドでした。
冒頭の写真は、お客様に「これを貼ってほしい」という素材を準備いただき、気泡やしわの一切ないように、ベースとなる板に貼り付けて加工したものです。機能だけでなく、見た目のオーダーメイドに対応することで、お客様の満足度が一段上がったと、村上社長は感じておられるようでした。

他にも、ジーンズ素材、部屋の内装用の壁紙、動物のレザー製品等、「これ貼れない?」といった要望があるようです。BtoBのビジネスに、新たなオーダーメイドの要素を取り込むと共に、BtoC向けにも対応できそうですね。

ケースのオーダーメイドのナンバーワン企業を目指して、三研工業のチャレンジはまだまだ続きます。


<会社情報>
 事務所名 三研工業株式会社
 代表者名 村上公和
 郵便番号 〒259-1136
 所在地 神奈川県伊勢原市串橋653
 電話番号   0463-93-9000(代表)0463-91-1234(開発部)
 FAX番号 0463-94-0001
 E-mail info@sankenkougyo.jp
 資本金 1000万円
 設立年月日 昭和52年3月10日
 ホームページ http://www.sankenkougyo.jp/