赤字から抜け出せない理由

社長様へ。

なぜ、赤字から抜け出せないのでしょうか?
なぜ、黒字にならないのでしょうか?


その応えは「迷路」にあります。
迷路には必ず出口があります。ここにたどり着くことが目標です。

ゴールにたどり着けない理由はただひとつ、

「右に曲がるか左に曲がるか」

この選択肢を間違えたからにほかなりません。

ゴールにたどり着くために選択すべきだった道は、
意思決定した方向とは180度異なるものだったはずです。


経営は迷路のようなものです。
決して見通しクリアなわかりやすい道を歩いているわけではありません。
そして、ゴールにたどり着くための意思決定を、社長は日々常々迫られます。

A案でいくべきか? B案でいくべきか?
今がチャンスか? 静観すべきか?
継続させるのか? 撤退するのか?

これらの選択の結果が、ゴールに近づいているのかどうか?

これがポイントです。

赤字が止まらずなかなか黒字になれない企業はたくさんあります。
しかしながら、そういった企業が努力をしていないかというと決してそんなことはありません。
顧客開拓の努力も、コスト削減の努力も、従業員教育もやってます。

ところが、なぜ状況は良くなっていかないのでしょうか?

その答えは、意思決定の仕方が違うからです。

実は、社長の意思決定にはくせがあります。

経験や勘もさることながら、時に必要な情報を集めて分析した結果を元に判断しているつもりでも、客観的な意思決定でなくすごく偏った判断を行っているのです。

その決定が、本来すべき意思決定と180度異なるようであれば・・・
迷路をさまようことになります。


この偏った意思決定の仕方を直すことが、赤字状態から脱却する大きなヒントになるはずです。

と・こ・ろ・が!

この部分、なかなか社長に指摘をしてくれる人がいません。
従業員が社長の考え方を否定するなど、まだまだこの日本ではあまり考えられません。
外部のコンサルタントや顧問税理士や、取引金融機関の支店の担当者も、なかなかかズバッとは切り込んできれません。
・・・みんな社長に嫌われたくないからです。そうして、いつまでも社長は、180度違う選択肢を採用し続けてしまいます。そうして泥沼の赤字状態に陥っていくわけです。そんな結論は誰も望んでいなかったはずなのに。。。

そこに遠慮なく、切り込んだ書籍がこれです。

「赤字ぐせを脱するための40の逆転思考 社長! その発想が赤字の原因です! 」
小島規彰(著)


赤字ぐせを脱するための40の逆転思考-社長!その発想が赤字の原因です mini.jpg

黒谷ひかりのおすすめ本です↓




目次だけですが紹介しておきます。

もし、社長であるあなたに該当することがひとつでもあれば、それが「赤字ぐせ」です。

意思決定がひとつでも間違えば、ゴールから段々と遠ざかっていってしまいます。そして迷路をさまようのです。

本書は、赤字脱却というゴールに到達した企業が、どんな過ちを犯していたのか、1項目1社の実例を基にして書かれています。リアルな内容は非常に身近に感じることができるでしょう。

赤字脱却のヒントがここにぎっしりつまっています!


第1章 経営戦略の“赤字ぐせ”
 ◇以前はこうやって成長してきた。
 ◇経営戦略は俺の頭の中にある。
 ◇従業員も顧客も仕入先も大事、自分の報酬も大事。
 ◇現状は先細り。新規ビジネスで勝負!
 ◇リスクを取らなければ、成功はない。
 ◇値下げしてでも客をつなぎとめたい。
 ◇差別化しなければ生き残れない。

第2章 営業・マーケティングの“赤字ぐせ”
 ◇当社のターゲットは30~40 代の女性。
 ◇売上が下がったのは景気のせい。
 ◇他は他、うちはうち。
 ◇たぶん顧客はこんなことで困っている。
 ◇まずは担当、次は部長。筋を通してアプローチする。
 ◇大丈夫、大丈夫! 契約書は後でいい。

第3章 業務オペレーション・会議の“赤字ぐせ”
 ◇自分で抱えるな、部下にもっとやらせろ!
 ◇品質は、高ければ高いほど良い。
 ◇数字に弱いのは確かだが、経験でカバーできる。
 ◇私はITには疎いが、なんとかやれている。
 ◇迅速なトラブル対応は、逆に顧客満足度を上げる。
 ◇「できません」じゃなくてどうすればできるかを・・・・・・
 ◇えーっと、何だったかな。まあいい。会議を始めよう。

第4章 人・組織・人間関係の“赤字ぐせ”
 ◇仕事になるかも・・・・・・もう少しつきあってみるかな。
 ◇こっちが金払ってるんだから、下請けなんて・・・・・・
 ◇従業員とその家族を路頭に迷わすわけにはいかない。
 ◇組織だから、飛び越えて指示を出さない。
 ◇評価は私の一存。昇給はその都度考える。
 ◇今いる人でなんとかしよう。
 ◇そんな仕事は派遣の人にやらせればいい。

第5章 財務・会計の“赤字ぐせ”
 ◇大丈夫、来月には入金してくれるはず。
 ◇投資対効果? 必要なものだから買う。
 ◇資金繰り表なんてないけど、たぶん問題ない。
 ◇売上を増やせば、利益はついてくる。
 ◇忙しいから、金融機関の依頼は後回し。
 ◇決算か。利益が出ているように見せないと・・・・・・

第6章 社長の心の“赤字ぐせ”
 ◇会社のことは私が一番わかっている。
 ◇まあいいか、これ経費で落としておいて。
 ◇雑用なんてしなくてよい。仕事が優先。
 ◇今なんて? そうそう、そういうことなんだよ!
 ◇従業員のモチベーションを維持することが大切。
 ◇仕事は楽しくなきゃだめだ。
 ◇仕事にはオンとオフが大事だ。