普段自分でご飯の買い物をあまりしない自分が、地元のスーパーで夕飯を買うことに。
金曜だし、軽く一杯やっとくかと、うまそうでしかもガッツリしたチーズ(379円)と(ついでにもう一個かごにいれちゃえ)ビールを1本買い物かごにいれました。
レジでピピッとされている間、財布から千円札を一枚出しました。するとお姉さんが、
「2726円になります」
「ん?」
「2726円になります」
ちらっとかごをの中を除いてみると、チーズ2個と缶ビール1本。確かにこれだけだ。
「(おい、ここはバーか?)」
そう、口にだそうと思ったけど、口にだせず、
レジのお姉さんに従順な自分は、千円札をもう二枚出して、会計を済ませる。
レジを通って、台の所でレシートをちぇっくしてやるぜ。間違ってるんだろ?
そう思った僕は、かごの中のチーズの商品ラベルが目に入った。
「100gあたり379円」
まじかよ! 100g戦法かよ!
そこで、私は思い出した。それは20年前のことだ。貧乏学生時代に、バイトを頑張った月の給料を財布にいれて、月に一回の贅沢をしようとスーパーでイクラを買った。その時は、760円って書いてあった気がする。そして、レジでピピッとされると
「4千円になります」
といわれて、驚きと焦りと何か複雑な感情が自分の中で渦巻き、「やっぱやめます」とも言えず、そのまま黙って買ってしまった。
「(おい、ここはボッタクリバーか?)」
そんな遠い記憶を思い出した…。おいおい自分、学習してないな。
100グラム○○円。
一見安く見てしまうこの戦法、いたるところで使われています。お惣菜、カット野菜、珈琲豆、お茶っぱ量り売り、スイートポテトなんてところも見かけます。
冷静に計算すれば、ちょっと高いかなと理解できるはずなのに、スッと目に飛び込んできた直感というか本能というか、この「安いな」と思った感情が、理性を抑え込んでしまうんでしょうかね。
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